A1225、A1227およびA1229:高温度で動作するホール効果ラッチ

これらのホール効果ラッチは,温度安定性とストレス抵抗が極めて高いセンサーICで,150°Cまでの広範な温度範囲での動作に特に適しています。優れた高温性能は,ホールエレメントの温度変化を補正することで動作ポイントと解除ポイントを対称させる新しいシュミットトリガ回路によって可能になりました。また,内部補償により磁気スイッチポイントでは温度感知力が高まるため,温度による通常の磁場劣化が相殺されます。対称機能により,これらのデバイスはデューティサイクルが重要なパラメータになるパルスカウントの用途に最適です。磁気スイッチポイントを除き,3種の基本デバイス(A1225、A1227およびA1229)は同じです。

各デバイスは,電圧レギュレータ,ホール電圧発生器,温度補償回路,信号増幅器,シュミットトリガ,および最大25马に低下するバッファ付きオープンドレイン出力を1つのシリコンチップ上に実装しています。オンボードレギュレータは3.8 ~ 24 Vの供給電圧で動作できます。

部品番号末尾の最初の文字はデバイスの動作温度範囲を示します。末尾Lは-40°~ 150°Cの範囲です。2種類のパッケージスタイルは多くの用途に対応する磁気的に最適化されたソリューションです。末尾がLTのものは表面実装に使用するミニチュアSOT89 / - 243 aaトランジスタパッケージです。末尾がUAのものは3線リード超小型SIPです。パッケージは両方とも鉛フリーで,リードフレームは100%曇り錫でめっき加工されています。

• 対称スイッチポイント
• 優れた温度安定性
• 未調整電源での運転
• 马オープンドレイン25出力
• 逆バッテリ防止
• 市販の小型永久磁石で駆動
• ソリッドステートの信頼性
• 小型
• 物理的ストレスへの耐性
• 強化ESD構造が外部保護コンポーネントを使用せずに8千伏HBM ESD性能を実現
• 内部保護回路が外部保護コンポーネントを使用しない40 Vの負荷ダンプ準拠を実現