Allegro®A1210 ~ A1214 ホール効果ラッチは、よく知られている Allegro 317x および 318x ラッチ スイッチ ラインの次世代先行モデルです。BiCMOS 技術を使用して生産された A121x シリーズは、高速パワーオン時間と低ノイズ動作を特徴とするデバイスで構成されています。デバイスのプログラミングは包装後に行い、パッケージ ストレスによるオフセットをなくすことでスイッチポイントの精度を高めます。独特なホール エレメントの配置と低オフセット アンプはノイズを最小にし、一般にデバイスのオーバーモールド、温度逸脱、および熱応力によって引き起こされる残留オフセット電圧を低減します。
A1210 ~ A1214 のホール効果ラッチは 1 つのシリコン チップ上に、電圧レギュレータ、ホール電圧発生器、小信号増幅器、シュミット トリガ、および NMOS 出力トランジスタを実装しています。内蔵電圧レギュレータは 3.8 ~ 24 V で動作できます。拡張型のオンボード保護回路では、他の外部コンポーネントを追加することなく ±30 V の最大定格電圧で自動車や産業用モータのコミュテーションを効果的に保護します。磁気スイッチポイントのレベルを除き、シリーズのデバイスはすべて同じです。
BiCMOS プロセスの形状が小さいことからこれらのデバイスは超小型パッケージで提供できます。このパッケージ スタイルは多くの用途に対応する磁気的に最適化されたソリューションです。パッケージ LH はミニチュア薄型面実装型パッケージ SOT23W で、パッケージ UA は挿入実装型の 3 線リード超小型 SIP です。各パッケージは鉛フリーで、リードフレームは 100% 曇り錫でめっき加工されています。